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ブラジルのグラフィティから投げかけられたひとつの問い。
多角的なアプローチでその答えを追う3日間。

ブラジル都市部にあふれるグラフィティ。それは多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジルの街から生まれた社会に関わるためのひとつの手段だった。東京で活動するグラフィックデザイナーの編者が、サンパウロに滞在した半年間で体感した都市風景。そこには歪んだ社会に抗いながら、その混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ(グラフィティアーティストのブラジルでの呼称)たちがいた。彼らが彩るその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。地球の裏側、多様性の最先端をゆくブラジルストリートをコミック/映像/トークを通して多角的に読み解く。

01コミック販売

PAISAGEM DAS CIDADES
都市の風景』

ブラジルにおけるグラフィテイの在り方や、そこで出会ったアーティストたちの思想を、都市論に結びつけながら描くドキュメンタリーコミック。

同時開催ブラジルZINEコレクション

編者が現地で買い付けてきたZINEの販売を行います。

02映像上映

『グラフィテイロス』

グラフィティアーティスト通称“グラフィテイロ”。ブラジルの4都市を巡り出会った5人のグラフィテイロへのインタビューを通し、彼らが街へ出て描くその背景と今にせまるドキュメンタリー映像。

[ブラジル2018-19/70分/ポルトガル語音声/日本語字幕]

03アフタートーク

10/25金 テーマ
君は街に参加できるか?

ゲスト
野中モモ[ライター・翻訳家]

ライター、翻訳者(英日)。著書『デヴィッド・ボウイ』。訳書『世界を変えた50人の女性科学者たち』他多数。自主制作出版物のオンラインショップ「Lilmag(リルマグ)」店主。

10/26土 テーマ
ストリートは設計できるか?

ゲスト
五十嵐太郎[建築史家]

東北大学大学院教授。第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。『モダニズム崩壊後の建築』(青土社)ほか著書多数。

10/27日 テーマ
君は何をストリートと呼ぶか?

ゲスト
鈴木裕之[文化人類学者]

国士舘大学教授。西アフリカの音楽・ポップカルチャー・文学を研究。主著『ストリートの歌』『恋する文化人類学者』(共に世界思想社)。妻はアフリカ人歌手のニャマ・カンテ。

[イベント情報]

イベント参加には
事前の予約が必要です。

予約:popotame.com

日時

  • 10/25金19:00 – 21:30
  • 10/26土17:00 – 19:30
  • 10/27日17:00 – 19:30

『グラフィテイロス』の上映(70分)とアフタートーク(70分)のセットでのイベントとなります。
イベント時間以外は通常営業となります(コミック、ZINEの販売は行います)。

料金

1500円(+税) + ワンドリンクオーダー

定員

各回30名

お問い合わせ

info@trashtalkclub.com

会場

ブックギャラリー ポポタム

東京都豊島区西池袋 2–15–17

  • TEL03-5952-0114
  • MAILpopotame@kiwi.ne.jp
  • WEBhttp://popotame.net

期間中ショップ営業時間

  • 10/25金13:00 – 19:00
  • 10/26土13:00 – 17:00
  • 10/27日13:00 – 17:00

企画・コンテンツ制作

阿部航太[デザイナー・文化人類学専攻]

1986年生まれ、東京都在住。ロンドン芸術大学卒業後、廣村デザイン事務所を経て2018年より「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。

http://abekota.com

制作協力